東北 温泉全般(コラム) : 東北 秘湯navi | 秘湯と温泉ブログ
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鳴子温泉の大型旅館「ますや」
鳴子温泉の大型旅館「ますや」
宮城県 鳴子温泉郷の旅 最後です
鳴子温泉の秘湯を巡る旅の最後に利用したのは「吟の庄」の姉妹館である「ねまりこの宿 ますや」さん。結論から言えば、秘湯の対極にある「豪華大型旅館」の温泉旅館です。このランチ休憩パックを利用しました。最初は、「吟の庄」に電話をしたのですが満室とのことで紹介されたのが「ねまりこの宿 ますや」でした。 場所は、共同浴場「滝の湯」の直ぐ前。行ってみたら大型旅館の部類なのでしょうか、観光バスが停まっていました。
「ねまりこ」というのは仲居さんによると「ゆっくりする」という様な意味合いの方言だそうです。一人5000円ほどで食事と部屋休憩が出来るパックを利用したのですが、部屋も食事も文句無し。宿泊した「すがわら」さんより広いと施設も豪華な部類に入ります。食事は、別室ですが個室ですし値段だけの価値は十分にあると思います。特に女性のグループで行くには良いのではないでしょうか。
ただ、問題は肝心の温泉です。無色透明のサラッとした温泉でした。施設も立派で景色も良いし、売りものの屋上展望風呂に不満はありません。・・・不満は無いのですが、秘湯の持つ「温泉の良さ」を味わってしまうと、どうしても「作りもの」のような感じがしてしまうのです。団体さんで満員のエレベータで昇って入る温泉・・どうなのでしょう。これは好みの問題でしかないのですが、私は「秘湯らしい本物感のある素朴な温泉」に惹かれます。年齢のせいもあるのでしょうか・・・(^^;)。
秘湯らしい温泉宿からこの様な豪華に施設の温泉旅館まで、ごく近くに揃っている鳴子温泉の温泉としての幅広さが素晴らしいのかもしれません。
温泉情報: 宮城県/鳴子温泉 ねまりこの宿 ますや住所: 〒989-6823 宮城県大崎市鳴子温泉字湯元82
電話: TEL 0229-83-2212 / FAX 0229-83-4388
ねまりこの宿 ますや のホームページはこちらをご覧下さい。
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秘湯とは?
秘湯の定義について考える
秘湯の定義は? 何をもって秘湯というのでしょうか?
これってなかなか難しい問題です。構成要素を考えると、
秘湯の構成要素
- 簡単に行けない場所にあること
- 温泉(源泉)の良さがあること
- 歴史があること
観光バスが横付けする「秘湯」というのも味気ないし、循環式の秘湯の湯というのもなんとなくピンと来ません。そして、山の中でボーリングをしてくみ出した温泉を「秘湯」と呼ぶにも抵抗があります。やはり、昔ながらの温泉で源泉を味わうことが出来るのは最低必要なことではないでしょうか?
有名な日本秘湯を守る会というのがあります。福島県にも会員が数多くあって、その9割方の温泉を制覇しました。新規加入会員もあるので、なかなか完全制覇とはいえませんが、この会員の旅館を「秘湯」と定義することはどうでしょうか。
正直な意見を言えば、会員だからといって「秘湯らしい」とは言えない旅館があるのも事実です。比較的新しい旅館なのに会員になっている旅館もありますし、これぞ・・・と思うのに会員になっていない旅館もあります。あくまでも旅館の参加希望があって会の基準を満たせば、会員になることができる仕組みの様です。
昔からの有名な秘湯で、入浴客が多ければ「秘湯」の看板、いや提灯は必要ないかもしれませんからね。ただ・・入浴客が多いのに秘湯というのもなにかおかしい感じはしないでもありません(笑)。ここが難しいところなのでしょう。ある程度の客が来なければ継続出来ないし、多すぎれば「俗化」の批判を浴びる・・・秘湯を守るのも大変なことは容易に想像されます。
私達のような温泉ファンは、温泉を大事にする意識をもってマナーを守ってひっそりと楽しむことが肝心かもしれません。こんなブログで秘湯をことさら取り上げるのは問題なのかもしれません。
単なる秘湯好きな一ファンの戯言でした。。。m(_ _)m
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鳴子温泉の街中 秘湯 滝の湯
鳴子温泉・共同浴場 滝の湯
宮城県/鳴子温泉 秘湯の旅 その5
さて、鳴子の秘湯旅はまだまだ続きます。だって紹介したいところが多いのです。今回紹介するのは共同浴場 滝の湯・・この「滝の湯」は秘湯気分たっぷりですから是非お試し下さい。
鳴子に宿泊すると「入浴券」を発行してもらえるので朝風呂に行ってまいりました〜。困ったのは駐車場です。そもそも共同浴場に駐車場は無いのかもしれませんが、路上駐車のスペースも無い(-_-;)。宿でもらった地図で「湯巡り駐車場」を発見。雪なので歩きたくはなかったけれど、散歩・・・というにはちと寒かったですが(^^;)。
秘湯 滝の湯・・朝から混んでました
駐車場から数分で滝の湯へ到着。湯気が上がっているのが滝の湯です。
この温泉地で最古の秘湯・・というには比較的あたらしい建物です。入ってみると、木製の浴槽が二つ。奥の浴槽が「比較的ぬるめ」の初心者用、手前側の浴槽が「熱め」のなじみ客用というところでしょうか。共同浴場は通の客が多いためか「熱め」の温泉が多いのですが、滝の湯は観光客でも入りやすいのが嬉しいです。
両方の浴槽に、木製の「とい」からお湯が流れ落ちて「打たせ湯」を楽しめます。まっ、混雑している中でお湯をはじきながら「打たせ湯」を楽しむには勇気がいりますが(笑)。
お湯は、硫黄臭漂う酸性の強い源泉です。東北ので言うと、山形県蔵王温泉や福島県の高湯温泉、そして栃木県の鹿の湯など、東北に多いタイプの白濁した酸性の濁り湯です。秘湯らしさが漂うのはこの源泉によるのかもしれません。酸性が強いので、刺激に弱い方にはお勧めできませんが「濁り湯」と「ひばの薫り漂う温泉」そして「共同浴場独特の通っぽい感じ」が秘湯気分にさせてくれます。
街中にあるのに秘湯らしい 滝の湯・・・鳴子に来たら一度は入ってみたい秘湯です。
共同浴場なのでホームページは無い様ですので、鳴子温泉組合のページを紹介しておきます。その他、色々な方の入浴記がありましたので参考にとうぞ-- 秘湯guide(東北 温泉全般(コラム)編) --
東北の温泉ブログの原点
秘湯好きと温泉好きは違うかもしれないという話
温泉に関するコラムを書くくらいだから私は温泉好きであることは間違いありません。ここしばらくの、ブログに対する反応を見ていると温泉好きにも色々なタイプがあることに気がつきます。私は秘湯が好きなので、評価のベースは「温泉そのものの持つ源泉の良さ」にあります。日本秘湯を守る会の会員の温泉は、私にとって非常に良い温泉の代表です。まっ、手入れの行き届いていない「汚い秘湯」は問題外ですが・・・(^^;)。
温泉好きの中には「キレイな温泉で癒されたい」という方もいらっしゃいます。女性に多いと思いますが、施設が清潔で出来れば豪華な方が良いという方です。源泉重視というより、雰囲気重視というのでしょうか。もしかしたら温泉が好きというのと、秘湯好きは別な価値観なのかもしれません。
でも、共通点もあります。実は、秘湯や日帰り温泉で色々な温泉を巡っていると楽しいのが温泉に浸かりながらの語らいだったりします。不思議なことに、人間は自然の中では素直になれるのでしょうか。初めての方でもスムーズに会話が進みます。「どちらから?」で始まり、「何処の温泉が好きですか?」などと会話が繋がります。で、驚くのは地元のファンより遠方から来る方が多いということです。東京から500円の入浴の為に高速を飛ばして来る方、ツーリングのライダー達。それに、最近は中年だけでなく若者カップル達も秘湯にやってきます。年代も肩書きも関係ないコミュニティがそこにあるような気がします。温泉好きには悪者は居ないというところでしょうか(^^;)。
こんな小さなコミュニティを造ってしまう温泉。日本人には特別な存在の様な気がします。そして、身近に温泉がある東北のライフスタイル。私は気に入っています。
