福島県 その他の地区 : 東北 秘湯navi | 秘湯と温泉ブログ

■カテゴリー記事一覧■
安達太良産の登山口にある一軒宿
秘湯 湯岐温泉「和泉屋旅館」
東北最南端の町の温泉巡り
檜枝岐温泉の秘湯らしくない「駒の湯」
立ち寄り湯 いわき谷地温泉「田村屋」
高野温泉 入の元湯「神泉亭」に郷愁を覚えた日
田部井淳子さんの沼尻高原ロッジ
大塩裏磐梯温泉の秘湯「米澤屋」
大事な人と一緒したい「里の湯」
辰巳屋山荘・里の湯(土湯温泉)
2007年09月04日

安達太良産の登山口にある一軒宿3

岳温泉の近くにある秘湯・安達太良温泉


ルート:郡山→国道4号線→40分(車)
入浴日: 8/26(日) 日帰り温泉(300円) 男女別内湯

安達太良温泉と言えば、2月に訪ねた時のことを思い出します。雪の少なかった冬だったのに、その日は何故か大雪。しかも吹雪ですよ。道路の端も見えないくらいの大雪の中を「雪の中の温泉もおつなもの」と信じてはるばる安達太良温泉に行ったのです。「秘湯らしい秘湯に違いない」と信じて・・・そしたら、なんと「改装中」(涙)。仕方なく、近くの花季で蕎麦を食べて別の温泉へ向かったのでありました。。。ま、蕎麦は美味かったのでそれはそれで良かったのではありました。m(_ _)m

外観は普通の一軒宿の安達太良温泉

安達太良温泉の玄関口

外観はなんの変哲もない普通の宿(山の中の一軒宿なので秘湯らしい感じはありますが。改装が終わってどうなっているか、一度「振られている」だけに期待が高まります。

宿の前を流れる湧水が良い

安達太良温泉前の冷たい清流

宿の前には湧水が流れていてビールなどを冷やしています。キレイな水の流れ、水の音・・そして蝉の声が夏らしさの中に涼しさを感じさせてくれます。水を汲んでいる人が居たのできっと飲めるのでしょう。

窓の外を川が流れる清潔な温泉

安達太良温泉の清潔な温泉が良い

これが安達太良温泉の浴槽です。なんといっても温泉の外は直ぐに川。自然のままの景色とせせらぎの音のハーモニーが快適です。温泉は単純泉なのでしょうか、無色透明な温泉です。ちょっと秘湯らしさにはかけるものの石造りの浴槽も清潔で、とってもキレイな温泉です。

私的には、濁り湯の様な個性的な温泉が秘湯らしくて好きなのですが、安達太良登山口の一軒宿だけに、山間の秘湯らしい雰囲気も楽しめる安達太良温泉・・・一度お試し下さい。なお、近くにはオートキャンプ場などもあるので家族連れに最適です。

温泉情報: 松川屋那須高原ホテル
住所: 福島県安達郡大玉村玉ノ井字前ケ岳9
電話: Tel.0243-48-2134 お勧め指数: 秘湯度:2 女性お勧め度:4 清潔度:3 お勧め: 家族連れ向き

 -- 秘湯guide(福島県 その他の地区編) -- 

2007年06月28日

秘湯 湯岐温泉「和泉屋旅館」4

秘湯 湯岐温泉への道


 ルート: 郡山市→(118号線)→塙町→山道へ入る→秘湯:湯岐温泉
 入浴: 6/23日 日帰り・立ち寄り湯 3時間まで500円 男女別+混浴内風呂

湯岐温泉へはこれが二度目のドライブの旅です。前回は、新湯岐温泉へ入ったのですが、少々期待はずれだったので、秘湯らしい雰囲気のある湯岐温泉へ再度来訪したということです。塙町から湯岐温泉へ向かうには、10km以上の山道を走る必要がありますので秘湯気分も盛り上がります。山道に慣れていない方は運転注意ですぞ〜(^^;)。

秘湯 湯岐温泉で立ち寄り湯

湯岐温泉「和泉屋」さんへ

湯岐温泉(ゆじまたおんせん) 和泉屋

山間の秘湯:湯岐温泉(「ゆじまたおんせん」と読みます)には3軒の湯治宿があります。今回入浴したのは一番、手前にある和泉屋さん。より奥には、山形屋、井桁屋とあるのですが日帰り入浴が出来そうなのが和泉屋さんだったので立ち寄り湯させていただきました。

入浴料金の500円を支払うと、孝行息子がおもちゃの自動車に乗って館内を温泉まで案内してくれました。まっ、ガーガーと玩具の車軸の音が少々やかましかったのではありますが・・(^^;)。

秘湯にしては清潔な湯岐の温泉

秘湯なのに湯岐温泉の清潔な浴槽

湯治宿だからでは無いのでしょうが、館内には温泉に入るために必要なもの以外の設備はありません。ただ、写真からも分かるようにタイル貼りの温泉はとっても清潔な感じがします。少々深めの温泉の泉質は、弱アルカリ性。無色透明な温泉に入っていると肌がスベスベしてきます。最近の秘湯の宿は、キレイなのが嬉しいですね。たまたま居合わせたお客さんによるとシャワーのお湯も温泉なのだそうです。

秘湯のお湯を楽しむなら混浴風呂へ

そして、本当の秘湯の温泉を楽しむなら混浴のお風呂へどうぞ。無色透明で5〜6人で一杯になる程の浴槽なので女性にはちょっと抵抗があるかもしれません。私が温泉に入った時には、男性二名に女性が一名(もちろん若い女性・・とはいきませんでした)。男女別の温泉とは源泉が違うらしく、40度弱のぬるめの温泉は一時間以上浸かっているのが普通だとか。このお湯にのんびり浸かると聞こえてくるのは流れ落ちる温泉の音だけ。静寂の中に居るだけで癒されるのかもしれません。

この湯岐温泉「和泉屋」は、阿武隈山系の山間の湯治場として利用されることが多いのでしょう。少なくなった湯治場の雰囲気を残した秘湯なのに設備も比較的新しく清潔なので、女性にも安心してお勧めできる秘湯宿です。

温泉情報: 湯治の宿「和泉屋旅館」
住所: 〒963-5533  福島県東白川郡塙町大字湯岐字湯岐17
電話等: Tel 0247-43-0170  Fax 0247-43-0540
秘湯度:4 清潔度:3 女性満足度:4 お勧め度:万人にお勧め出来る秘湯

 -- 秘湯guide(福島県 その他の地区編) -- 

2007年06月11日

東北最南端の町の温泉巡り2

ちょっと残念だった東館温泉と新湯岐温泉

ちょっと忙しくて秘湯どころか街中の温泉へも出掛けることができなかったので・・しばらく間が空いてしまいました。ブログを書いていると、更新の間が空くとアクセスしていただいた方へ申し訳ないような気持ちになってしまいます(笑)。まっ、のんびりと更新していきますのでよろしく>皆様 m(_ _)m

今回は、郡山から白河を経由していわき方面へ向かう矢祭町、塙町の周辺の温泉を訪ねてみましたのでご紹介します。郡山市から国道118号線をを水戸方面へむかい矢祭町へ。実は昔のことになりますが、かつと茨城県日立市へ住んでいたのでこの道は、常磐自動車道が出来る前に良く通っていたルート。ドライブしながら昔を思い出してしまいます。

最初に訪れたのは「ユーパル矢祭」という日帰り温泉施設。国道から東館駅の方へ入って直ぐの所にあります。一応、東館温泉「ユーパル矢祭」というのが正式名称らしいです。いわゆる公共の日帰り温泉施設です。

日帰り温泉施設「ユーパル矢祭」

東館温泉・ユーパル矢祭

この様な温泉施設って、いわゆる秘湯の対極にある施設だと思います。施設は立派だし、手入れも行きとどいています。当日は、結婚式があったらしく入浴姿で施設に入るのがためらわれる感じでした。写真では見えませんが、露天風呂もあるしとっても清潔な温泉です。でも、秘湯好きの私としてはちょっとなぁ。温泉を循環させているのは仕方が無いとしてもなんか「温泉」の良さが感じられないのです。「作られた温泉」とでも言ったらいいのでしょうか。立派な施設だから逆に「秘湯らしくない」感じがしてしまうのでしょうか。地元の人にとっては、街中で温泉に入れるので不満は無いのでしょうが・・。

と言うわけでは無いのですが、なんとなくモノ足りず、秘湯を求めた地図で見掛けた「湯岐温泉」へ向かうことにしました。10kmちょっと離れた山の中にある温泉です。車を走らせながら「どこにしようかな」と考えていたところ「湯岐山荘」の看板を発見し向かうことに。なんとなく秘湯ムードが漂う看板の雰囲気に惹かれたのです。

秘湯ムード漂う山の中の湯岐山荘

新湯岐温泉(ゆじまたおんせん)・湯岐山荘

この湯岐山荘は、後で確認をすると実は「新湯岐温泉」というらしく湯岐温泉とはちょっと離れたいた様です。当日は、露天風呂が女性専用。男性は内湯だけとのこと。写真は男湯の写真です。実は、女湯とは扉一枚で区切られていて相互に行けそう(笑)。

温泉の質は単純泉とのことですが、少々「ヌルヌル感」があってユーパル矢祭より温泉らしい温泉でした。ただ・・・正直なところ「脱衣所」が整理されていない。誰かのタオルが何枚も放置されたりすると秘湯気分が醒めてしまいます。実は、この後「湯岐温泉」へも行ってみたのですが「和泉屋」「山形屋」と並んでいて「こちらの方が秘湯らしい温泉」でした。看板に騙された私の負け(-_-;)。私のと同じ様な温泉好きの人に聞くと「ぬるい温泉がとっても快適」なのだそうです。「うーむ、残念」秘湯負けしてしまいましたぁ(笑)。

ということで、

今回の秘湯評価は・・・「興味があればどうぞ」クラス
秘湯度: 2/施設充実度: 2/もてなし感: 2/満足感: 2/

 -- 秘湯guide(福島県 その他の地区編) -- 

2007年05月04日

檜枝岐温泉の秘湯らしくない「駒の湯」3

尾瀬の玄関口檜枝岐温泉「駒の湯」


入浴: 5/5日 日帰り温泉/立ち寄り湯 男女別内湯と露天風呂あり 500円
ドライブルート: 郡山→田島→木賊温泉→檜枝岐(約2時間)

檜枝岐(ひのえまた)と言えば、檜枝岐歌舞伎と裁ち蕎麦が有名です。福島県からの尾瀬の玄関口と言ってもよいでしょう。そして、もう一つ大事なことは、檜枝岐には日本秘湯を守る会会員の宿が二つもあるということです。「旅館ひのえまた」と「かぎや旅館」です。蕎麦を食べて秘湯に入る・・・ということで檜枝岐に向かったのですが、とっても残念なことに両方の旅館とも立ち寄り湯は「やっていない」とのこと m(><;)m 残念(涙)←というより最初に調べるべき(to 私)

旅館を諦めて、車で走りながら見つけたのが今回紹介をする「駒の湯」です。何たって檜枝岐ですからきっと秘湯らしい温泉なのだろう・・と、思ったら実は設備の整った清潔な温泉でした。なんたって村営ですから。

檜枝岐温泉 駒の湯の建物

檜枝岐温泉 駒の湯

幹線道路からの入り口は狭いのですが施設は立派。まだ新しい感じなので清潔だしカップルで来ても女性にきらわれる心配はなさそうかな(笑)。

駒の湯の露天風呂

駒の湯の露天風呂 景色は最高

温泉は無色透明。無味無臭の単純泉の様です。一部循環してるようですがカルキ臭さも無く管理に問題はありません。清潔感もあるし、露天風呂も風が心地よく十分満足出来る温泉です。登山や尾瀬の散策の後ならば最高でしょう。

でも、なんか違和感を感じるのです。檜枝岐という感じからすると綺麗過ぎるという贅沢な違和感です(^^;)。山間の秘湯の雰囲気の中にある素朴な共同浴場なら最高なのに。湯の花温泉の4つの共同浴場のように・・・。お金を掛けて綺麗な施設に手抜きの無い管理体制よりも、手作りの温泉こそ秘湯らしいと思うのは私だけでしょうか。

次は日本秘湯守る会会員の素朴な秘湯に入ってみたいと思う私でした。

温泉情報: 福島県檜枝岐温泉・駒の湯
住所: 福島県南会津郡檜枝岐村下ノ原839-1
電話: 0241-75-2655

 -- 秘湯guide(福島県 その他の地区編) -- 

2007年04月24日

立ち寄り湯 いわき谷地温泉「田村屋」3

いわきの立ち寄り湯に選んだ谷地温泉「田村屋」

さて、高野温泉に入ってドライブがてら立ち寄り湯をしようと地図を探してみると、いわきには数多くの「鉱泉」があります。(補足)鉱泉の定義はどうも不明確な様で、法律的には「温泉」と呼ぶのが正しい様です。ただ、一般的には「温度が低いけど体に良い温泉」=「鉱泉」と呼んできた経緯もある様です。

その中から比較的近い場所にあったのが谷地温泉。JR常磐線の久ノ浜駅からほど近いアンモナイトセンターの近所にある温泉です。(またまた補足)この近くにフタバスズキリュウという恐竜の化石が発見された場所があります。石炭も一種の化石ですから、この地方には化石が多いのかもしれません。

と化石の話はおいといて、肝心の温泉の話です。

谷地温泉「田村屋」 改装したのか小ぎれいな建物

谷地温泉「田村屋」(福島県いわき)

谷地温泉には旅館が二つ。ちょっと綺麗な田村屋さんの温泉に立ち寄り湯をお願いしました。丁度地元の方々が宴会中だったので「少々賑やか」でしたが温泉は独り占め状態。ゆっくりと温泉を楽しむことが出来ました。

谷地温泉「田村屋」の清潔な温泉

谷地温泉「田村屋」の温泉

秘湯とはほど遠い近代的な感じの温泉ではありましたが、そのお湯はなんと高野温泉「神泉亭」ととってもよく似た温泉でした。スベスベしています。旅館のホームページによると保湿感があってスベスベするのが特徴だとか。確かにその通りです。アルカリ性の単純泉の様ですが、循環の有無その他の記載はありませんでしたが源泉の成分は多いのは間違いなさそうです。神泉亭の様な純朴な宿を選ぶか、田村屋の様な清潔な旅館を選ぶかはお好み次第。私ですか? 私は秘湯好きなので「神泉亭」を選びますが、女性には田村屋さんの方が好まれるかもしれません。

いわき地方の鉱泉はもしかしたら、同じ様な源泉が多いのかもしれません。このお湯は、「うなぎ湯」として日本秘湯の会会員でもある宮城県中山平温泉の「?秀(たくひで)」に匹敵する美人湯であることは間違いありません。ツルツルになる温泉・・試してみてはいかがでしょうか。

そして、郡山への帰り道で立ち寄ったのが小野町の千本桜です。高速から桜並木が見えたので帰り道に寄ってみました。

夏井川の千本桜(まだ5分咲き程度)見頃はこれから

小野町の千本桜(夏井川沿いの桜は五分咲き)

初めて来たのですが、川沿いの桜はなかなかのものです。夜店が並んでいるのでついつい食べてしまうのが悲しい(^^;)。郡山市内の桜はほぼ散りかけているので1週間以上の違いがある様です。小野町の千本桜・・まだまだ見頃です。


温泉情報: 谷地温泉「田村屋」
住所: 〒979-0338 福島県いわき市大久町大久字下谷地14
電話: TEL 0246-82-3355 FAX 0246-82-3375
谷地温泉「田村屋」さんのホームページはこちらです。

 -- 秘湯guide(福島県 その他の地区編) -- 

2007年04月23日

高野温泉 入の元湯「神泉亭」に郷愁を覚えた日3

いわきの高野温泉・・無名の温泉に感動

ふーむ。このツルツルとした感じのお湯はなんと表現したらよいのだろうか。・・などと福島県の温泉を再発見したような気がした温泉を紹介します。その温泉は、高野温泉 入の元湯「神泉亭」。地元の温泉を紹介する雑誌に紹介されていたのでさっそく行ってまいりした。郡山市から磐越自動車道を走り、三和インターで降りて10分程のところにある小さな温泉です。いわき湯本温泉まで車で15分ほどに所にあるので目立たないのでしょうか、秘湯好きの私も初めて知った温泉です。

合掌作りの古民家風の建物

高野温泉 入の元湯「神泉亭」

広大な庭園と存在感のある合掌作りの建物が印象的な旅館です。昼食はこの建物の部屋にある、囲炉裏の様な「火鉢」でいただきました。存在感のある建物だと思いませんか?

広い作りの露天風呂風岩風呂

入の元湯「神泉亭」の露天風岩風呂

そして温泉は、露天風呂風岩風呂です。窓が閉めてあるので露天風呂ではありませんが、大きな岩を使って造られた温泉は立派です。そしてなんといってもその特徴はスベスベした源泉でしょう(正式には鉱泉なのかもしれません)。温泉に浸かってみれば直ぐに「ただ者では無い温泉」であることに気づくはずです。なんたって「すべすべ」(笑)。雑誌では「化粧水要らず」と紹介されていましたが、確かに・・(^^;)。私は普段でも化粧水などは使いませんが、肌がスベスベして乳液でも塗ったような感触です。

食事は合掌作りの昔ながらの建物で

入の元湯「神泉亭」の狩り場料理

温泉に入ってのんびりした後で食事は先ほどの合掌作りの建物でいただきました。部屋には、囲炉裏の様な火鉢に炭が起こしてあり、串に刺した食材を炭焼きにしていただく「狩り場料理」と言われるものです。鳥肉、岩魚、ジャガイモ、椎茸、薩摩揚げ、肉団子、タマネギ、そして雀の姿焼き等々。冬場と違って炭火は少々暑いのではありますが、とっても美味でした(^^;)。それにお造り、漬け物、菜の花のおひたしがついて、最後にキノコご飯に筍とワカメのお吸い物出てきます。満足満足(^^;)。ご飯とお吸い物はお櫃とお鍋に4人前ほど出てきますので「もったいない」のですが残すことに。これで4000円/人の料金はリーズナブルです。

私の様に地元の人間からしても郷愁を感じさせる小さな温泉旅館ですが、この旅館は是非東京に人に来て欲しいものです。田舎の良さや福島県の良さを再発見してもらえるのではないでしょうか。福島の田舎の人情の分かる小さな高野温泉 入の元湯「神泉亭」に福島の良さを再発見した日でした。


温泉情報: 福島県いわき市内郷高野町中倉54
電話:0246-27-3939
高野温泉 入の元湯「神泉亭」のホームページはこちらを参考にしてください。
こちらも参考にどうぞ。

 -- 秘湯guide(福島県 その他の地区編) -- 

2007年04月17日

田部井淳子さんの沼尻高原ロッジ3

郡山に近すぎて地元の人があまり高く評価していないきらいのある秘湯の湯。その一つが中ノ沢温泉と沼尻温泉です。草津温泉や玉川温泉に負けない湯量豊富な酸性の温泉わ持ちながら、余り知られていない鄙びた山間の温泉を紹介しましょう。

田部井淳子さんの沼尻高原ロッジ

沼尻温泉は以前田村屋さんを紹介しましたが、今回は登山家「田部井淳子」さんの沼尻高原ロッジです。福島県内では、家族や子供向けのスキー場として利用されることが多い沼尻スキー場の目の前にあるのが沼尻高原ロッジです。

沼尻高原ロッジのエントランス

沼尻高原ロッジのエントランス

高原のロッジで温泉に入るのも良いのではないでしょうか。実は、この様なロッジやホテルの温泉というものに対して少々偏見をもっていました。「どうせ大したことはないのだろう」・・という思いこみですね。なんと言っても秘湯大好き人間ですので、造られた「風情」より昔ながらの「本物感」が好きなのです。 で、正直なところあまり期待もせずに「行ってみた」というのが本音のところでした。でも、期待は裏切られました(良い方に)。

沼尻高原ロッジの内風呂

湯量豊富な沼尻温泉の内湯

ちょっと暗い写真ですが、右手の壁のところに雨樋の様なものが見えるでしょうか。ここを源泉が流れています。というより、源泉が熱いので熱くなりすぎないように余分な源泉を捨てているのです(^^;)。なんと贅沢な。熱いときには、湯船に流れ込む源泉を少なくして雨樋(木製のもの)から流し出してしまうという仕組みです。

ロッジの半露天風呂

高原のロッジならでは開放的な露天風呂

内湯の外にあるのが、写真の露天風呂。屋根が掛かっていますが、高原の風を感じるには十分開放的な作りになっています。印象的なのは、とうとうと流れる温泉の音。実は、熱く成りすぎないように捨てられている温泉の流れの音なのです。源泉掛け流しというより源泉掛け捨て(^^;)。それだけ豊富な湯量を誇る(毎分10000リットル)のが沼尻温泉だということも出来ます。

温泉は無色透明なので単純泉のように感じますが、実は・・。この温泉に入ると指が「しわしわ」になるのに気がつきます。酸性が非常に強い(ph1.9位?)温泉なので油分が取れるのでしょうか。明らかに普通の温泉とは違います。癌の治療として有名な玉川温泉ほどではありませんが、名湯と言われる酸性泉の草津温泉よりも酸性度は高いのです。その証拠に口に温泉を含むと「酸っぱい」(^^;)。非常に強い温泉なので肌の弱い方は注意して入浴する必要がありそうですが、「効きそう」な温泉でもあります。秘湯らしい温泉ではありませんが、本格的な源泉を持つ沼尻温泉・・高く評価されても良いのではないでしょうか。


温泉情報: 磐梯沼尻高原ロッジ
住所: 福島県耶麻郡猪苗代町字沼尻
電話: 0242-64-3722
磐梯沼尻高原ロッジのホームページはこちらです。

 -- 秘湯guide(福島県 その他の地区編) -- 

2007年04月16日

大塩裏磐梯温泉の秘湯「米澤屋」4

日本秘湯を守る会「米澤屋」の快適温泉


残雪の檜原湖を覗き見る

今まで何度も日帰り温泉にトライして、むなしく袖にされていた日本秘湯を守る会会員の宿「米澤屋」さんの秘湯の温泉に入る機会を得ましたのでご報告します。

郡山から裏磐梯を抜けて檜原湖を右手に見ながらドライブすること約1時間半(雪の残る快適なドライブルートです)。檜原湖から喜多方方面へ向かう途中の山間にひっそりとあるのが、大塩裏磐梯温泉。そして、温泉街のバス停の真ん前に「米澤屋」さんがあります(米沢屋ではありませんのでご注意ください(笑))。

大塩裏磐梯温泉「米澤屋」

大塩裏磐梯温泉「米澤屋」

秘湯を守る会の提灯が誇らしげです。

今まで、なんどか電話で「お断り」されていたので今回はアポ無しで行ってみました。「ダメなら他の温泉もあるし・・」という気持ちで行ったのが良かったのか、なんとOK!! 3代目湯守のご主人・・ありがとうございました。m(_ _)m

そして、秘湯の肝心の温泉です。(^_^)/

日本秘湯を守る会「米澤屋」さんの温泉

秘湯「米澤屋」の温泉(木のぬくもりが最高)

小さいけれど、ぬくもりを感じる温泉です

全部木製の温泉は、もう快適そのもの。とうとうと流れ出る源泉掛け流しの温泉は贅沢としか言いようがありません。源泉は無色透明ですが、味が独特。こちらの言葉で「しょっぱい」というのですが「塩辛い」温泉です。温泉から出来た塩がフロントに置いてありましたので塩が取れる温泉?! なのでしょうか。でも、温泉に浸かっているとそんな刺激的な感じはありません。実に快適な秘湯の温泉です。 実は、前日に久しぶりのゴルフで体が少々「筋肉痛気味」であったのですが、すっかり疲れを取ることが出来た秘湯「米澤屋」さんでありました。

今まで色々な秘湯の宿を訪ねましたが、これだけ清潔感があって「ゆっくりできる」温泉は数少ないのではないでしょうか。一人でも二人でも家族でも楽しめる秘湯の温泉だと思いました。


温泉情報: 大塩裏磐梯温泉・旅館米澤屋
住所: 〒966-0402 福島県耶麻郡北塩原村字大塩4447
電話: 0241-33-2221
源泉: ナトリウム-塩化物強塩泉 源泉掛け流し
大塩裏磐梯温泉・旅館米澤屋のホームページはこちらです

 -- 秘湯guide(福島県 その他の地区編) -- 

2007年04月08日

大事な人と一緒したい「里の湯」

辰巳屋山荘・里の湯の貸し切り風呂は・・・

さて、辰巳屋山荘・里の湯のもう一つの楽しみは食事。食事も先付けから福島牛のステーキまで非常に満足出来るコースですが、今回の温泉中心でレポートさせていたただくので詳細はカット(^^;)。だって温泉だけでも書きたいことが多いので・・(^^;)。

食事の後にも早速温泉へ。今度は内湯です。内湯といっても大浴場と貸し切りの温泉があるのですが、結果的には全部貸し切り状態。大浴場も貸し切り風呂も他のお客様とかち合わない配慮がされているのですから。

里の湯の温泉は全部貸し切り状態

古代桧の大浴場 貸し切り風呂の調度品(手抜き無し)

上の写真は、古代桧の大浴場と貸し切り温泉に設置された洗面台を写したものです。どうです。手抜き無しのもてなしを感じませんか? 豪華ホテルも良いのですが、まさに山荘の何相応しい里の湯で温泉を楽しむのも最高です。

貸し切り温泉の内湯と露天風呂

貸し切り温泉の内湯 開放的な貸し切り温泉の露天風呂

露天風呂があるのが貸し切りの温泉だったので古代桧作りの大浴場はバスして、貸し切りの温泉へ。少々こぶり(と言っても普通の貸し切り露天風呂よりは広いかな)な温泉は落ち着いた感じ。特に露天風呂の風が心地よい限りでした。

源泉は、土湯温泉に共通の無色透明の単純泉の様ですし、循環された温泉のようですので秘湯ファンにとっては物足りない感じもあるでしょうが、徹底された設備と徹底したもてなしの心は他では味わえない温泉旅館と言えるのではないでしょうか。部屋に露天風呂が無いのと、貸し切りとはいえ予約制の温泉に好き嫌いがあるとは思いますが、福島を代表する温泉であることは間違いありません。秘湯好きの私でも、すっかりファンになってしまったくらいですから・・・・m(_ _)m。

温泉に入って部屋に戻ると必ず冷たい水やお茶が新しいものと代えられています。食事の時にも、お手ふきを頻繁に変えてくれる心遣いが徹底されています。大事な人と一緒に行きたい温泉でした。


温泉情報: 福島県土湯温泉 辰巳屋山荘里の湯
住所: 〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町悪戸尻27-2
電話: (024)595−2146
辰巳屋山荘里の湯のホームページはこちらです。

 -- 秘湯guide(福島県 その他の地区編) -- 

2007年04月07日

辰巳屋山荘・里の湯(土湯温泉)5

「辰巳屋山荘 里の湯」は最高のもてなしの宿

福島駅の真ん前にあるホテル「ホテル辰巳屋」が経営する山荘が「辰巳屋山荘・里の湯」です。著名人も数多く利用するという知る人ぞ知る「里の湯」を利用する機会がありましたのでご紹介させていただきます。ラッキーな事に年間に数日しか無い(お得意様限定?)という「昼食と温泉」日帰り温泉を予約することが出来たのです(^_^)/。

場所は、土湯温泉街に入って直ぐの道を右下へず〜っと下ります。この道が秘湯以上に狭くて急なカーブになっていて「雪があったらやばい」と思うくらいの道ですのでご注意あれ。チェックインをすると、直ぐに部屋に案内してくれて「食事と入浴時間」を確認されます。温泉は完全時間予約制で他のお客と一緒になることが無い様になっているようです。まずは露天風呂を楽しんでから食事を摂ることにしました。

(補足)日帰り入浴は原則として実施していないのですが、年間数日だけ設定されているらしいです。ですからとっても幸運だったのかも・・(^^;)。

まずは、その露天風呂から紹介しましょう。

本物の林の中にある露天風呂

辰巳屋山荘 里の湯 山林の中の温泉

写真を見れば分かりますが本物の杉林の中に露天風呂があります。男女別の脱衣所がありますが、中は全くの混浴。里の湯の温泉は、時間予約制で基本的に貸し切り。ですから、混浴というか林の中の温泉(秘湯以上に秘湯らしいすばらい露天風呂です)を完全に独占出来るのが嬉しいところです

自然を独占出来る露天風呂は最高

里の湯の露天風呂(雨でも濡れない配慮)

雨模様の中だったのに露天風呂に入っても雨に濡れることはありませんでした。理由は、この露天風呂の縁に木製のベンチの様なものが温泉の中に作られていて、その上に屋根が掛かっているからです。しっとり濡れた林の緑の中でのんびり入る温泉・・極上の温泉の楽しみです。

八角形の名物露天風呂

里の湯 名物「八角形の露天風呂」

上の写真は雑誌などで何度も紹介されている木製の露天風呂。先ほどの温泉の下の川沿いに作られています。中も木製なので、ちょっとヌルヌルした感じになっています。自然の中に、裸のままポツンと放り出された感じがするのは広大な林の中にあるからでしょうか。福島県にこれだけの温泉があることは素晴らしいことです。

これだから、有名人がお忍びで来ることが多いと言われるのかもしれません。そして、部屋に戻ると冷たい水がテーブルに用意されていました(笑)。この心遣いも嬉しいものです。極上のもてなしの宿「里の湯」・・・次に続きます。


温泉情報: 福島県土湯温泉 辰巳屋山荘里の湯
住所: 〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町悪戸尻27-2
電話: (024)595−2146
辰巳屋山荘里の湯のホームページはこちらです。

 -- 秘湯guide(福島県 その他の地区編) --