2007年09月25日

秘湯 塩原元湯温泉の濁り湯「大出館」4


塩原元湯温泉「大出館」の珍しい濁り湯

栃木県 塩原元湯温泉の旅 その1

しばらく近場の日帰り温泉を楽しんでいたのですが、久しぶりに遠出しようと思い立ち塩原方面へ行ってきましたのでご報告をば。m(_ _)m

塩原には魅力ある旅館が多いのですが、今回はもっと奥の秘湯が並んだ元湯温泉が目的地。塩原の温泉街を抜けてしばらく走ると元湯への分かれ道に出ます。郡山〜塩原のドライブは外気温が6度ほどで快適そのものですが、ここからが難所。圧雪状態の路を4Kmほど走破する必要がありました。もっとも私の車は四駆にスタッドレスの冬モードなので問題はありません。この雪道の一番奥にあるのが今回紹介をする「大出館(おおいでかん)」です。もちろん日本秘湯を守る会の会員旅館でもあります。

写真は秘湯の会の提灯。毎度のことながら、この提灯を写真に撮りたくなるのが不思議ですね〜(笑)。


塩原元湯温泉「大出館」の秘湯の提灯

今回大出館を目指したのはテレビの秘湯紹介で放映された「真っ黒い温泉」墨湯に興味があったから。さっそく入浴料金600円を支払って温泉へ。

墨湯は基本的には「混浴」。夜間は女性専用の時間帯もありますが立ち寄り湯の方には「混浴」となります。実は、脱衣所に女性が居てびっくりしたのでした。もちろん妙齢の「おばさま」でありましたが・・(笑)。さて、その噂の秘湯「墨湯」ですが、本当に黒い!! まさに墨湯の名称がぴったり。10センチもお湯に浸すと手が見えなくなるくらいの黒さです。これで硫黄の臭いがするのでとっても不思議な感じ。腕や肩の毛穴に湯ノ花(黒いヤツ)がついて毛穴が妙に目立つのが異様な感じです。鉄分が多いとのことですが、鉄分というより「墨」そのものの感じですね。この墨湯の湯船はL字型に「白い温泉」が並んでいます。黒が強烈な印象なので対照として「白く」感じるのかもしれませんが、イメージとしては「真っ白い源泉」です。墨で汚れた体を白で流すという感じが快感かもしれません(笑)。白と黒・・その対照が非常に面白いまさに秘湯に相応しい墨湯体験でした。

さて、もう一つの温泉が「五色の湯」です。内湯と露天風呂があってこのお湯がまた良いのです。内湯は下の写真の様に直ぐに曇ってしまいました。それはそれで幻想的ではありますが・・・。


湯煙で曇ってしまった秘湯「大出館」五色温泉の内湯

内湯では温泉の色が分かりにくいのですが、露天風呂に入ると「白みがかった黄緑色」の見事な濁り湯であることに気づきます。とろみがあるというか、まろやかな温泉だと思います。福島の高湯の青白い濁り湯よりも酸性が緩和されてマイルドになった感じと言えばいいのでしょうか。湯口から温泉を口に含むと少々の酸味と強い「苦み」を感じます。温泉成分が露天風呂の岩に析出して灰色に変色させ、温泉成分の濃さを実証しているようです。

壁がかびていたり、施設の古さはあるもののこの珍しい秘湯は入る価値があります。秘湯好きの方にお勧めの「大出館」でした。


情報: 栃木県/塩原元湯温泉「大出館(おおいでかん)」
住所: 〒329-2922 栃木県那須塩原市湯本塩原102
源泉(五色の湯): 含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩温泉
電話など: TEL 0287-32-2438 FAX 0287-32-2558
大出館のホームページはこちらをご覧下さい。

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